この章のまとめ
AI 生成・木下が未勉強
解析力学から様々な理論分野を組み立てる 第2部 第12章 §2.12.7 ★★★ 作用 の を に替えるだけで、測地線方程式・Newton 極限・Killing の保存量が第1部の道具から順に出る
この章で選んだのは、第2部第3章の作用 の計量を から場所による に替えたものである。重力のポテンシャルを足す項は無く、重力はすべて計量に入っている。Euler–Lagrange 方程式を書いてから径数を固有時に選ぶと、測地線方程式 が出た。Christoffel 記号は計量の1階微分の組み合わせで、質量を含まないので、どの粒子も同じ世界線を進む。径数を取り替える自由度のため平方根の付いた は を持つが、アフィン径数に限れば に置き換えてよく、 では Legendre 変換が使え、光の世界線も扱える。平坦な時空でも曲がった座標では で、 そのものは重力の有無を判定しない。
静的な弱い場 では、 の展開が を与え、測地線方程式の先頭の項が になった。Newton の最小作用の原理は、固有時を停留させる原理の遅い極限である。光では の寄与が と同じ大きさで現れ、実効的な屈折率 になる。計量を変えない座標の取り替え(Killing ベクトル)に Noether の定理を当てると が保存し、時間の並進からエネルギーと重力赤方偏移が、回転から角運動量が出た。学部の重力と慣性力は、どちらも自由落下していない座標で を右辺へ移したものである。
総合問題 弱い場の中の円軌道を保存量から解く ★★★
オリジナル質量 の球の外の静的な弱い場 (2.12.5)()の中で、質量 の粒子が赤道面 を動く。極座標で とし、径数を固有時 とする(ドットは 微分)。, と書く。
- (1) (使う道具:2.12.3節・2.12.5節・第1部第10章) を書き、 と が循環座標であることから2つの保存量 ()と を導け。
- (2) (使う道具:式 (2.12.3)・第2部第3章の質量殻) から、 を , , で表せ。
- (3) (使う道具:2.12.4節・第2部第1章の中心力) とおき、 の極限で (2) が Newton の中心力のエネルギーの式 になることを示せ。円軌道の角速度を求めよ。
- (4) (使う道具:2.12.1節・第2部第11章)半径 の円軌道の時計の進み を の1次で求めよ。
- (5) (使う道具:(4)・2.12.1節)地球(1地球の は IERS Conventions (2010)(Petit, G. and Luzum, B. (eds.) (2010), IERS Technical Note No. 36)の値。下の脚注へ、赤道半径 、自転は無視)の高度 の円軌道を回る時計は、地表の時計に比べて1日あたり何 進むか遅れるか。
解答
(1) 。 と は に現れないので、それぞれの正準運動量 と が保存する。定数倍を整えて 、 とする。これは Killing ベクトル と の保存量 で、 は式 (2.12.22) の にあたる。
(2) に 、 を入れて
(3) 、 なので 。 と合わせて
つまり で、 として Newton の中心力のエネルギーの式である。有効ポテンシャル の極小( を保つ円軌道)は で、角速度は (Kepler の第3法則)。
(4) 式 (2.12.6) に と (3) の を入れて
の の補正は に でしか入らないので、Newton の次数の で足りる。第2部第11章の式 (2.11.23) と同じ結果である。
(5) 地表の時計は なので、差は
、 で、差は 。1日()あたり 遅れる。高度 は2つの進みが釣り合う高度 (第2部第11章)より低いので、速さによる遅れが勝つ。地表の時計の自転による遅れ(赤道で として で1日 )は、この値に比べて小さい(地表の時計どうしの比較は例題 2.12.1)。
1 地球の は IERS Conventions (2010)(Petit, G. and Luzum, B. (eds.) (2010), IERS Technical Note No. 36)の値。
木下の勉強ステータス
木下はまだこの記事を勉強していません。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com
← AI生成教科書『虎の巻』の記事一覧へ